【和歌山サポーター】増田勇樹〜MSD株式会社・理学療法士〜

和歌山の人達みんなで作るWellnessを

あなたにとっての和歌山

みなさん、初めまして。
MSD代表、理学療法士の増田勇樹と言います。

私は今はタイを拠点としていますが、和歌山県の那智勝浦町の出身です。
実家は歩いて5分もしないうちに、太平洋が広がる海へ到着します。
子供の頃は何も娯楽のないところですが、海に行っては落ちている木に糸をくくりつけて釣りをしたり、山に行ってはアケビを採ったり基地を作って遊んでいました。

近所の人はみんな声をかけてくれて、おばあちゃんの友達が集まっている中に入って一緒にお話をしたり。また、ずっと海ばかり見ながらお酒を飲んでいるおじさん達を横目に、友だちと遊んでいたのもいい思い出です。

私にとって和歌山は沢山の自然や温かい人たちに囲まれた大きな家です。

和歌山への想い

新宮高校を卒業してから、大阪の理学療法士の養成校に通うため和歌山を離れました。実は、はじめの3ヶ月ほどは大阪の生活に慣れずホームシック気味に。

自然に囲まれた空気感や、距離感が近く暖かな和歌山がとても恋しくなるのだなと始めて和歌山県外に出ることで知ることができました。

今は、日本から離れタイに住むことで余計に外から見る日本や、和歌山のいいところを見ることが出来ます。

もちろん、情報が入りにくかったり閉鎖的になったり、うまく発信が苦手という和歌山のマイナスの部分はありますが、それ以上に魅力的なところが多いのが和歌山です。

そんな、生まれ育った和歌山に何か恩返しができればと思ったのがこのWELLNESSと言う考え方の町おこしです。

自分の今までのストーリー

夢はサッカー選手!
しかし、子供ながらの挫折で夢は治療する人へ

若干人見知り気味に育った小中高の和歌山での学生時代。
割と控えめで、自分から何かをやることはなく好きなサッカーに明け暮れていました。

小学校の頃は、プロのサッカー選手に憧れて練習をしていましたが小学校4年生に足首の捻挫をしてから怪我を頻繁にすることに。
小学生ながら「これだけ怪我を何回もするならプロのサッカー選手は無理だろうな」と諦めました。

しかし、通った病院や鍼灸院でスポーツ選手の怪我を治す「治療家」の存在を知り、「スポーツ選手をサポートする仕事になりたい!」と言う想いから「セレッソ大阪にトレーナーになる」というのが小学校6年生の夢になりました。

新宮高校を卒業後、理学療法士の道に進み都会の荒波に揉まれながら、国家試験を無事パスし理学療法士になることが出来ました。

泉州地域での病院勤務やクリニック勤務を経て、理学療法士のキャリアを積みましたが肝心のスポーツ選手を診ることはほぼほぼありませんでした。

アンプティサッカー(切断障害)の関西チームの代表や、日本代表のトレーナーとしてメキシコのワールドカップに行きましたが、仕事としてトレーナー活動を行うことはありませんでした。

セレッソ大阪のトレーナーの夢が少し叶う

転機が現れたのは、とある食事会の席で「セレッソの幹部」の誕生日会に招待してくれるとの話になり、当日は自分で沢山アピールしました!笑
そのおかげか、試験を受けさせてくれることにもなり、なんとセレッソ大阪のアカデミーのトレーナーになることができました。

トップチームではありませんでしたが、子供の頃の夢に少し近づいたのを実感。
とても嬉しくなんとも言えない気分になったことを今も覚えています。

実際、入って働くと自分の力の無さを痛烈に実感。
ただガムシャラに勉強し、仕事に明け暮れたトレーナー時代。

自分の力がまだまだ足りないことを痛感して、自分ができることをもっと広げないといけないことに気づかされました。

タイへ活動拠点を移す

私がタイに活動拠点を移すことになったのは、セレッソの契約の任期を終え、遊びでタイに行った時にお世話になったタイホンダFCのGMさんからお声かけいただいたことです。

新たな土地で心機一転頑張ろうと思った矢先、誘っていただいたGMさんが解雇されることになり白紙に。タイの土地で無職になり、ビザや収入の保証も一切なくなってしまいました。

そこで、なんとか爪痕を残そうと自分でタイの土地で頑張ろうと決意をして、折りたたみの治療ベッドを肩にかけ、タイのシラチャという町を拠点に仕事をすることにしました。
タイのシラチャという町は、港町ですぐ海がありとても和歌山に似た雰囲気の町です。恵まれた自然という訳ではありませんが、人の繋がりや温かみは特に似ている。

当時の初月の売り上げは6万円。本当に生活をやっていけるのかが不安で、タイの150円くらいのローカルのガパオライスや、チャーハン、ラーメンで空腹をしのぎながら耐えていくという生活を繰り返していました。

そこから、人の繋がりのおかげで様々な出会いを得ることがありました。
クライアントさんや企業のお仕事などもいただき、タイで起業、今までタイに居れるのはみなさんのおかげです。

まだまだコロナで、予断は許しませんが。。。。笑

日本から離れ、タイという異国の地に居ながら日本企業や日本人の健康のために活動できたり、日本人会で200社の前で講演をさせていただいたり、タイのつながりからサッカー北マリアナ諸島代表のトレーナー、またビーチサッカーのタイ代表のサポートなど本当に沢山の経験をさせていただいています。

これは一歩前に踏み出した勇気と、人の繋がりが大きいです。

日本での起業と新しいジャンルの開拓

新たな出会いとして、今日本のMSD株式会社の共同代表をしている柳さんも大きな出会いでした。今まで僕がうとかった、WEBやIT、デザインにとても詳しく全く異なるジャンルの話を聞くのはとても面白かったです。

今までのタイでの経験や知識、タイでのウェルネスに関してのお話をする中で日本にもその概念を広げてみようという流れから2020年の4月に日本でMSD株式会社を立ち上げて、WEBやオンラインでの活動に力を注ぐようになりました。

clubhouseやSNSから和歌山の繋がりが広がる

コロナウイルスの影響により、お仕事が少なくなる中clubhouseを始める人も多いです。

そんな中、今和歌山での熱が高く様々なプロジェクトや横のつながりが生まれています。みんな和歌山への想いが強く「ビーチクリーン作戦」や「みかん農家とのプロジェクト」、みんなでオンラインだけでなく実際に会ってプロジェクトまで発展しています。

和歌山のこの繋がりや縁を大事にしたいということもあり、この人と人を繋ぎ応援しあえる場所をこのサイトや取り組みを行っています。

こういった活動から、今後も「WELLNESS」や「地域の人と人の繋がり」をテーマに和歌山だけでなく、他府県や世界との繋がりを作って行きたいと思っています。

あなたが社会にできること(お仕事)

自分の原点は「施術・治療家」として、人の体のケアを行うことが出来ます。
医療機関を離れてからは、より予防の部分を大切にしたいと思っており、パーソナルトレーニングなど体を動かしてもらいながら、より自分の体と向き合ってもらえるような取り組みなども行っています。

理学療法士の時に学んだ「解剖学・生理学・運動学」は人間の基礎の部分なので、それを知っていればいろんなことに応用できると思います。

そのため、日本に帰国時にはエステサロンでの施術や、エステティシャンに対しての技術指導なども行っています。

また健康経営アドバイザーという資格も持っているため、企業側への健康セミナーや腰痛や肩こりなどで生産性が落ちてしまうことのないように、健康分野での健康コンサルティングなども行っています。

最近はセミナーや授業、講演も行うので、人前で話をすることが増えています。
もし、ご希望のある方は気軽にお声かけください。

また、このようなWEB媒体を使うことで、よりたくさんの方に情報や思いも伝えられることも知り、MSDという会社としてはWEB制作や様々な場面でのデザイン制作、ビジネスサポートも行い、時代の変化に対応できるようなサポートのサービスを充実させています。

今まで自分が培ってきた能力を、今度は人に地域や社会に還元していければと思っています。

あなたの今後の展望

タイを拠点にしてきましたが、WEBやIT、今まで培ってきた様々な人のネットワークの力も使いながら、日本の地域の町つくりに注力をしたいと考えています。

clubhouseでこの輪の広がり方を体感し、WEBやITを駆使することで人と人の繋がる速度は今後さらに加速し、広がっていくと思います。

コロナウイルスにより、今は自由な往来ができませんがいつかは開ける。
そんなときのために、今は大事な種まき期間だと思っています。

この「人と人が繋がり、町やその地域の人が自分たちの町をみんなで良くしていく」ということは今後とても重要な考え方になると思います。

本当に私は人に恵まれていて、周りの人や出会う人が素敵な方が多いため、そのような人たちとみんなで協力し合いながら町づくりが出来ればと思っています。

まだまだ資金調達などの、苦労している部分が沢山ありますがスピード感とアクションの数でさらなる高みを目指したいと思っています。

もちろん、「治療家」としての自分の原点を忘れることなく様々なエリアで施術をしたり、セミナーなどで今まで培った知識や技術を教育する側としても貢献したいと思っています。

最後に一言

WELLNESSは「輝かしい、生き生きとした人生を」という概念の元、様々な要素があります。

自分に出会った人や関わった人が、「輝かしい、生き生きとした人生」になれるようにまだまだ自分を磨いていかなくてはいけません。

人と人が繋がり新しいものが生まれ、広がっていく。

この感覚は今の和歌山のムーブメントの現状を表していると思います。
これから和歌山県が日本の、世界のモデルケースになれるような町になれるように、みなさんと手を取り合い悩みながら動いていきたいと思っています。

増田 勇樹

理学療法士, MSD LABO Co.,Ltd(タイ)MSD株式会社(日本) 代表

和歌山県那智勝浦町出身。
新宮高校を卒業し、大阪で理学療法士となる。

現在は日本とタイを拠点に、様々な国の人に対して今まで培ってきた医療・健康、スポーツ業界の知識と技術を提供。

【資格】
・理学療法士
・ルーシーダットンインストラクター
・健康経営アドバイザー

【略歴】
大阪医療福祉専門学校を卒業後、理学療法士として回復期の病院やクリニックに勤務する。
その後、アンプティサッカー日本代表トレーナーやフィットネスクラブでのパーソナルトレーナーを経てセレッソ大阪スポーツクラブでアカデミーやセレッソLABOで働く。
その後、活動の場をタイへ移す。サッカー北マリアナ諸島A代表や、ビーチサッカータイ代表などのフィジオとして国際大会に帯同する。
現在は、タイでMSD LABO Co.,Ltdという会社を起業して現地の駐在員や、企業の健康管理などを行なっている。日本ではエステサロンやコンディショニングルームのコンサルや、企業・団体の健康管理のサポートを行なっている。

サービスの紹介

MSDのサービスの詳細は下記のバナーから、またはこちら

お問い合わせ

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