【助産師執筆】妊娠したら必読!妊娠経過と胎児の成長を知っておこう

MSDと提携している育児ケアコラムさんより、育児に必要な知識をお届けしています。

産前産後において必要な情報について示しています。

今回は妊娠経過と胎児の成長についてです。

妊娠中は不安なことが多いですが、知識として知っておくことで不安が少なくなりますので、一読してみてください。

妊娠がわかって嬉しい気持ちとともに、これから赤ちゃんがどのように成長していくのか、妊婦さんの身体がどのように変化していくのか気になりますよね。

今回は助産師が妊娠経過と胎児の成長について、妊婦さんによくある相談と一緒に解説していきます。

出産を迎えるまでの経過を知って、これからの妊娠生活をイメージしてみてくださいね。

妊娠初期(妊娠1か月〜4か月)の経過と胎児の成長

妊娠1か月(妊娠0週〜3週)

この時期は受精卵が子宮内膜に着床する時期で、多くの妊婦さんはまだ妊娠に気付いていません。

妊娠0週は最終月経の初日としており、妊娠3週頃は次回の月経が開始する予定の時期になっているので、妊娠がわからない方が多いのです。

よくある相談:妊娠している可能性があるけれど、薬は飲んでも大丈夫?

妊娠している可能性があるとわかっている場合は、薬の内服が可能かどうか医療者に相談しましょう。

また、レントゲン写真(X線写真)の検査を受ける場合も妊娠の可能性があることを伝えてくださいね。

妊娠2か月(妊娠4週〜7週)

妊娠2か月になると予定の月経が遅れていることに気がつくため、この時期に妊娠に気づく方が多いですね。

月経の遅れの他に、吐き気などのつわり症状も出てくる時期となります。

赤ちゃんは妊娠2か月末になると約3㎝の大きさとなり、目・耳・口ができてきます。

よくある相談:妊娠していると思うけれど、いつ病院に行くと良い?

妊娠に気がついたら、早めに病院を受診して妊娠の確定をしてもらいましょう。

早めに病院に行って診察を受けることで、ちゃんと子宮内で赤ちゃんが育っているのかを確認することができるからです。

妊娠検査薬を自宅で使った場合は、検査した日を病院に伝えると良いですね。

妊娠3か月(妊娠8週〜11週)

妊娠3か月では、吐き気、食欲がなくなる、イライラするなどのつわり症状を経験する方が多いです。

妊娠によるホルモンバランスの変化で、便秘になりやすいのも特徴ですね。

妊娠3か月末の赤ちゃんは、身長は約9㎝、体重は約20gになり、超音波検査で赤ちゃんの心拍が確認できる時期でもあります。

よくある相談:つわりで食事をしっかりとることができません

つわりの時は無理に普段の食事をとる必要はなく、食べやすいものを食べて大丈夫です。

吐き気や嘔吐がひどく、体重が3kg以上減少しているなら医療者に相談しましょう。

また、この時期に出産予定日が決まるので、体調をみながら母子健康手帳の交付を受けましょう。

妊娠4か月(妊娠12週〜15週)

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